子供の信頼残高について
人が自分の話を聞いてくれないとき、
それは自分へ信頼が欠如しているから。
人と人が開かれたコミュニケーションをとるためには、普段からの信頼形成が必要です。
それを『7つの習慣』の著者である故スティーブン・R・コヴィー氏は『信頼の預け入れ・信頼残高』という表現で示しています。
『7つの習慣』では信頼の預け入れを行うための、心温まるエピソードが書かれています。
友人の息子は熱烈な野球ファンだった。しかし父親のほうは野球には全く興味がない。ところがある年の夏、この友人は息子を連れて、メジャーリーグの試合を一つずつ見てまわった。その旅行には六週間という時間と相当なお金を費やした。しかしそれは息子との強い絆をつくる貴重な経験となっ た。
旅行から帰ってきて、彼はある人から「君はそんなに野球が好きだったのか?」と聞かれ、こう答えた。「いや。でも、それくらい息子のことがすきなんだ」
ー完訳 7つの習慣 スティーブン・R・コヴィーより引用ー
えーっと…
甘やかしやん?これって!?
まぁ…それは置いといて、
筆者がここで主張したいのは、父親が息子を理解したいがために自分にとって興味のないことでも労を惜しまないというように、相手を理解するための努力こそが信頼の預け入れとなるということです。
私が最近ブログを書けなかった原因もここにあります。
三人の子供たちへの信頼残高を形成するためには、お金には限りがあるので、時間を費やして子供の好きな遊びを一緒にする。
夕方、仕事から帰ると、まずは各自の宿題のサポートをします。
その後三人の子供たちの遊びローテーション地獄がはじまります。
小学1年、3年、5年の子供たちはみんなそれぞれ好きな遊びがちがうのです。
末っ子とサッカーをし、真ん中の娘と工作などを行い、長男とカードゲームをするわけです。それをローテーションで2・3周します。(途中で我が家の愛猫が足にすりよって餌くれアピールをしてきます。目ヤニがつくんだよね…やめてくんねぇかなw)
そして、この長男のカードゲーム、こいつが一番厄介なのです!
いま長男がはまっているカードゲームはDuel Mastersというのですが、こいつに貴重な時間を吸われるわけです。
ゲーム自体はさほど時間がかかりませんが(一試合10分ほど)、デッキ(40枚のカードの組み合わせ)を組むのに数時間単位で時間が食われるわけです。
息子の信頼残高の形成…
ただこのためだけに先週費やした時間は十数時間、夜なべをしながらデッキを作り、デッキづくり寝落ちも三日ほどありました。
ブログを書く時間など一秒もなく…。
息子の信頼残高増えたかなぁ…。
実感…
ないなぁ…。
明日もがんばろ。
- 作者: スティーブン・R・コヴィー,フランクリン・コヴィー・ジャパン
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