3児の育児・多肉植物・せどり。アラフォー夫婦日記。

育児・生活 アラフォー夫婦の雑記ブログです。

娘への虐待 その後①

私が10歳の娘に暴力と暴言を加えた日、藁にもすがる思いで189へ電話をしたが、結局地域の支援課を頼れとたらい回され、翌日、住んでいる地区の支援課へ電話する。

 

仕事なので昼休憩中に電話すると、

「担当者が昼休憩のため、再度連絡をしてください」

という返事。

そりゃそうだ。職員にも昼休憩はある。

 

はて、

私も仕事がある。

夜まである。

 

いつ電話しようか。

 

役所の受付は17:15まで。

土日は無し。

うーむ。

 

仕事をしている人間にとっては、連絡をとることすらまぁまぁハードルが高い。

 

夕方、何とか30分ほど時間がとれたので電話する。

 

早速担当者へつないでもらう。

 

「担当のHです」

 

んんん…!

 

この人は去年娘の相談をしていた人ではないか。

Hさんは家庭児童相談員という方だ。

ウチは今年から、より年齢層を絞った教育相談という部署に相談場所を変えた。

 

家庭児童相談→教育相談→虐待→189→家庭児童相談

 

…振り出しに戻っとる。

 

職員はいろいろな担当を兼任してるんですね。

そりゃそうか。

 

ともかく、以前お世話になった挨拶も早々に、私が娘に虐待を加えた事実を伝え、今後どのようにしたらいいのか相談してみる。

10分ほど傾聴していただいた後、

「とりあえず、娘にしたことをあやまり、理由を説明してあげてください」

と伝えられる。

確かに、娘が聞く耳をもつかどうかにかかわらず、謝罪は大事だ。

 

そして、こう伝えられる。

「あとは奥様に連絡をとらさせてください。今後のことは奥様と相談してみますね」

 

…???

妻…?

まぁ、妻にもコンタクトは必要だろう。

 

だが、しかし…

 

困ってるのはワシなんだが…。

 

父の存在とは…

夫の存在とは…

 

ワシは早々にリングから降ろされ、あとは二人からの指令を待つのみ…

 

まぁ、そんなもんか。

 

夜、帰宅し娘に謝る。

一瞬、娘の顔が曇る。

しかし、娘は趣味のスライムづくりに没頭しているため、その場はそのまま過ぎる。

 

そして今日にいたるが、今日は何事もなかったかのように娘と普通に会話した。

でもきっと、自分への信頼は底をついてるだろう。

娘の成長に影響がでるだろう。

 

妻から聞かれる。

「今回のことは何が原因だと思うのか。何をどうしたいのか?」

 

ふむ。

分からない。

分からないから暴力をふるったのだ。

 

しかし、娘がこのまま自分勝手に成長すれば、必ずコミュニティから孤立することは目に見えている。

 

なぜなら、私自身がそうだったから。

社会に出るまで、私は自分勝手にふるまい、他人の領域を侵し、そして孤立した。孤立というのはずいぶんさみしいものである。

娘に同じ思いをさせたくはない。

 

娘が同じ思いをせずにすむなら、方法はなんだっていい。

そのために自分が変わる必要があるならそうするべきだ。

 

相談員はあくまで妻とやりとりをするつもりなので、

私はひたすらググり、本のページを繰るのみ。

そして司令部から指令を待つ。

 

さて。

明るい未来はやってくるのか。

明日もがんばろ。